こんにちは!
心と体のBefore Afterを作る専門家、みゆきです。
この記事は
「最近バランス感覚が落ちてきた気がする」
「片足立ちができなくなった」
と感じている方に向けて書いています。
年齢とともに変わる体の使い方と
その改善方法を骨格の視点からお伝えしていきます。
片足立ち、できますか?
「立ったままズボンが履けない」
「靴下を立って履くのがつらい」
そんなシーンでふと自分のバランス力が
落ちていることに気づいた方もいるのではないでしょうか?
実際日常で片足立ちを意識することは少ないですが
これができるかどうかは
今の体のバランス状態を知る重要なサインになります。
年代別・片足立ちの目安
両目を閉じて
腰に手を当てて片足立ち──
この状態でブレずに立てる秒数の目安は
以下の通りです:
- 20代:20〜60秒
- 30代:15〜55秒
- 40代:10〜40秒
- 50代:7〜25秒
目を閉じると途端にバランスが崩れる人も多いのは
普段「目」に頼って体を動かしている証拠。
目を閉じることで
より本質的な体の使い方が浮き彫りになります。
「片足立ちができなくても困らない」は本当?
「別に生活に支障ないし」
と思う方もいるかもしれません。
でも実は片足立ちが安定しないことで
日常生活に影響が出るシーンは意外と多いんです。
例えば:
- 試着室でズボンを履くとき
- 電車の急ブレーキ時に踏ん張るとき
片足立ちができないということは
バランスを保つ筋力や骨格の安定性が低下しているということ。
そのまま放置すると
転倒リスクや関節への負担が高まり
ケガの原因にもなりかねません。
片足立ちができなくなる理由
「加齢で筋肉が減ったから」
「バランス感覚が衰えたから」
たしかにそれもありますが
実はそれだけじゃないんです。
骨格の専門家の立場から見ると
足首の骨(特に距骨)をうまく使えていないことが大きな原因のひとつ。
距骨は足と脚の間にある小さな骨ですが
ここにしっかり体重を乗せられることで
足全体が安定し
片足立ちもしやすくなります。
逆に
距骨に乗れていないと…
- 太ももが太くなる
- 扁平足になる
- 脚の形が崩れる
などの代償的な動きが増えてしまい
バランスがどんどん崩れていきます。
足首回しはNG?その理由とは
「片足立ちができないなら、足首を回そう!」
と思う方も多いですが
実はこれ、ちょっと待って!
足首の関節は本来
くるくる回す構造ではありません。
反る・曲げるが主な役割で
回しすぎると関節がゆるみ
さらに不安定になってしまう恐れがあります。
プロのアスリートたちも
近年では足首を回すよりも「乗せる」「支える」動きを重視しています。
片足立ちを安定させるために
安定した片足立ちを目指すなら
まずは以下の2点を意識してみてください:
- 距骨にしっかり体重を乗せられる体になること
- 足首回しは控えめに
足首の構造を理解して整えるだけで
体全体のバランス力もぐっと上がります。
最後に
片足立ちができる体は
「年齢を感じさせない体」の大きな目安。
筋力やバランス感覚だけでなく
骨格の使い方を見直すことが
見た目にも機能にも大きく影響してきます。
このブログではこうした気づきのきっかけになるような
体の整え方をこれからも発信していきます。
ぜひあなたも今日から
「足元から整える」一歩を踏み出してみてくださいね。
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