毎日2時間のストレッチが不要に?骨格から整えるボディメイクで手に入れる、疲れにくい体と自由な時間

心と体のBefore Afterをつくる専門家 みゆきです。
みなさんはストレッチはしますか?

先日クライアントさんから
こんな気づきのシェアをいただきました。

「今までストレッチが気持ちいいと思って
毎日やっていたけど、あれは不調だったからですねぇ」

毎日2時間以上のストレッチをしないと
体がだるくて眠れないというクライアントさん。
セッションに通うようになって
ストレッチをしなくても眠れるようになったんですって!

体が伸びる感覚が気持ち良い。

それでストレッチを続けていたそうですが
それは体が緊張して縮こまっていたから
そう感じていたのかもしれません。

なぜストレッチしないと眠れない体だったのか?

骨格のバランスが崩れたままだと肋骨に立体感がなくなり
内圧が入らないまま生活することになります。

この状態で体を支えるには
自然と内側から発生する圧ではなく
筋肉で頑張るしかないのです。

つまりアウターの強化が必要になり
体が緊張状態になるんですね。

緊張のままリラックスして眠るのはちょっと難しい。。。
なのでストレッチなどで「わざわざ」
緩めないと体は休まらないのです。

骨格からのボディメイクでは体の土台(つまり骨格)を
整えていくと自然と内圧が入る体になります。

肋骨が平たいってどういうこと?内圧のイメージとは?

肋骨が平たい状態
つまり内圧がない状態とは一体どういうことでしょうか?
内圧のイメージを掴むために例え話を見てみましょう。

例え話:風船

  • ぺちゃんこの風船(肋骨が平たい状態)
    空気の入っていない風船は、形を保てません。
    クニャクニャでどこかに貼り付いていないと自立もできないですし
    軽やかにはずむこともできませんよね。
    これは肋骨が平たい状態つまり内圧がない状態と同じです。
    体はふにゃふにゃで安定しません。
  • パンパンの風船(肋骨が立体的な状態)
    一方、空気でパンパンになった風船はピンと張って
    どこに置いても自立します。
    ふわんふわんとはずむこともできます。
    これは肋骨が立体的な状態、つまり内圧がしっかり入った状態です。
    体は安定し、力強く、動きやすくなります。

この例え話から、内圧がいかに大切か、イメージできたでしょうか?

内圧がしっかり入った体は、まるで風船のように、安定して力強いのです。
骨格を整え、内圧を高めることで、疲れにくい、怪我をしにくい体を手に入れることができます。

立体的な体を作るには?

立体的な体は背骨の湾曲が必要です。
特に胸椎の後弯がないことにはできません。

背骨は緩やかなS字カーブを描いているのが理想的な状態です。
しかし現代人の多くは長時間のデスクワークや
スマホの使いすぎで背骨が丸まってしまっています。

このような状態が続くと肋骨がパカーンっと開いてしまい
内圧が入りにくい体になってしまうのです。
肋骨の肋骨が開きすぎている角度は肋骨下角が90度以上と言われています。

骨格から体をリセットするセッションでは
背骨の後弯を作り
適度に締まった肋骨をつくり
立体的な体へと導きます。

平らな体でいることの弊害

平らな体でいることの弊害は
内圧がないことに加えて
股関節の緩さにもつながります。

股関節が緩くなると
足を閉じにくくなることも。

O脚やX脚の原因にもなり得ます。

骨格を整えることでこれらの問題も解消され
スラっとした美しい姿勢を手に入れることも夢ではありません。

綺麗な体が手に入る=疲れにくい体が手に入る

先述のクライアントさんは
毎日2時間かけて行っていたストレッチをやめてどうなったでしょうか?

肩の力みが取れ
閉じられなかった脚が自然に閉じるようになりました。

セッション3回での変化です。

見た目も変わり
2時間のストレッチをやめて
ライフスタイルも変化されました。

てことは
2時間のストレッチの時間が浮きますよね?

その分楽しいことに時間を使えます♪
骨格からのボディメイクはこんな風に
思いがけない副産物も手に入ることがありますよ。

毎日2時間以上のストレッチ生活からの卒業

「ストレッチが気持ちいい」

そう感じて毎日2時間以上もストレッチをしていたクライアントさん。
しかしセッションに通われるようになって
その必要がなくなったそうです。

なぜなら体が本来の状態を取り戻し
内側から支えられるようになったから。

今までは体の歪みや緊張があることによって
伸びる感覚が気持ちよく感じていたのかもしれません。

悲鳴を上げている体を必死になだめていたのかもしれませんね・・・

「気持ちいい」の裏側にあるSOS

体が伸びる感覚=気持ちいい。

これは一見
健康的な行為に思えます。

しかし体が本当に求めているのは「伸びること」なのでしょうか?

もしかしたらそれは
体のSOSサインかもしれません。

体が緊張し
縮こまっている状態。

それを伸ばすことで一時的に楽になる。

でもそれは根本的な解決にはなっていません。
だって毎日やらなきゃいけないんですもんね。

骨格の歪みが引き起こす悪循環

骨格のバランスが崩れると
肋骨の立体感が失われます。

肋骨は呼吸をする上でとても大切な骨。

その立体感がなくなると
呼吸も浅くなり内圧が入りにくい体になってしまいます。

内圧とは体の内側から生まれる圧力のこと。
この内圧がしっかりとあることで
私たちは楽に安定して体を支えることができます。

しかし内圧が弱いとどうなるでしょうか?

体は内側から支えられない分を筋肉で補おうとします。
常に筋肉が緊張した状態ですね。

これではリラックスして眠ることは難しいですよね。

ストレッチで一時的に筋肉を伸ばしても
根本原因である骨格の歪みが解消されなければ
またすぐに同じ状態に戻ってしまいます。

骨格を整えることで得られる本当の休息

骨格からのボディメイクは
体の土台である骨格を整えることで
内圧が自然と入る体作りを目指します。

筋肉に頼る必要がなくなれば
体は自然とリラックスモードに。

2時間もストレッチをしなければ眠れない体から
何もしなくてもぐっすり眠れる体へ。

「綺麗な体」と「疲れにくい体」

骨格が整うと姿勢が良くなり
見た目も美しくなります。

しかし骨格からのボディメイクがもたらす恩恵は
見た目だけではありません。

内圧が入りやすい体になることで
疲れにくくなるという大きなメリットも得られます。

今まで2時間ストレッチに費やしていた時間を
自分の好きなことに使えるようになる。

これは人生をより豊かにする
大きな変化ではないでしょうか?

最後に

今回のクライアントさんの例は
ストレッチが必ずしも体に良いとは限らないことを教えてくれます。

「気持ちいい」の裏側には
体のSOSが隠されていることもあるのです。

自分の体と向き合い
本当に必要なケアを見つけること。
それが心と体の健康な状態を保つ秘訣なのかもしれません。

この記事を読んだあなたがご自身の体と心について
深く考えるきっかけを得ていただけたら幸いです。

体は正直です。
痛みや不調は体からのメッセージです。
そのメッセージを無視せずしっかりと受け止め
適切なケアをしてあげてください。

あなたの体と心が
健やかでありますように。

最後までお読みくださり
ありがとうございました。

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